ゆめ

あさおきて
したにおりて
まどのそとにはよこにむいたちいさなたつまき
ふつうのしたがかわぐちほうこう
うえはそうかえきほうこう

あねからでんわがなって
かんえつはだいじゅうたいで
てんきはよかったからじてんしゃでしゅっきん
しばらくはしるとみぎのうんとさきのほうでかみなりが
そのまえのほうにもおなじようなおちかたのかみなりが
なんどもなんどもじめんにむかっておちてた
なんだかみぎのほうがあかるい

かみなりがおちてひがあがった
やばい
そうおもってじてんしゃをきたほうこうにむきなおして
こぎだそうとして
あしをふみはずしてころんだ

まえからはくるまがきていた

まわりのひとたちもあわてていた